本日、立憲民主党両院議員総会が立憲民主党本部会議室にて開催されました。冒頭、野田代表から先日急逝された元衆議院議員の石川知裕さんへ哀悼の意が示され、参加者全員で黙とうを捧げました。続いて新役員の発表があり、全会一致で了承されました。党内が一丸となって、国民の皆さまの不安をできる限り取り除き、国民生活の向上に取り組めるよう努めて参ります。 これまで約1年間ご尽力いただきました旧役員の皆さまお疲れさまでした。ありがとうございました。新役員の皆さまにおかれましては、党内の異なる意見にも耳を傾けて、「熟議と公開」の国会にふさわしい、風通しの良い党内運営をお願いしたいと思います。若手、2期生の吉田はるみさん(代表代行)と本庄知史さん(政務調査会長)、渡辺創さん(広報委員長)に私は特に注目したいと思います。
昨年10月の衆議院選挙で初当選させていただき、間もなく1年です。地方議会経験者としては、地方議会と国会の様々な違いに日々驚きや発見があります。私が市長を2期6年務めさせていただいた武蔵野市議会では、閉会中にも常任委員会が開かれて、継続審査や行政報告が行われています。しかし国会は6月末に通常国会が閉会して以来、7月の参議院選挙が終わった後の8月冒頭に5日間臨時国会が開催されたのみで、ずっと閉じたまま議論が行われていません。これが「政治空白」とも言われる所以だと思います。ずっと閉じたままの状態で、閉会中の委員会審査も行われていませんので。法的には閉会中審査が行えるようですが、慣例ではほとんど行われていないようです。震災時等の対応で閉会中にも委員会審査を行ったことがあるようですが、極めて異例のようでした。
昨日は野党9党派の国対委員長が憲法53条に基づき石破内閣に対して臨時国会の召集を求める文書が提出されています。参議院選挙で争点にもなった物価高対策、ガソリン減税や食料品の消費税率0%など、国会を開会して議論を行い、早く政策実現するべきだと私も思います。本会議が開けないのであれば、せめて常任委員会を開会して継続審査となっている議案(選択的夫婦別姓制度を実現するための民法改正法案)等を審査したいと思っています。自民党は石破総裁の辞意を受けて、総裁選挙をフルスペックで開催するようですが、総裁選のさなかであっても臨時国会の開会はできるのではないでしょうか?
国会が長い長い夏休み中と言われることのないように、早く議論の場を開いて、国民生活に直結する喫緊の課題解決に向けて与野党あげて取り組むことを望みます。